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細川茂樹オフィシャルサイト

被害状況に関するご報告

放送倫理番組向上機構(BPO)より、本年6月20日、細川茂樹さんに関する番組審理の公表がなされました。
皆様方へご理解頂き、更なる二次被害を生まないために、弁護団より被害の現状に関してご報告いたします。

昨年2017年5月7日以降、一連の甚大な放送被害の救済措置を講じる過程において、二度に渡り、週刊女性より裁判決定に関する記事が出されました。

これらの記事の中で、現在のプライベート状況を、特にフットサルに掛け揶揄した表現方法を用い、裁判の審理内容に関して扱った問題ある表現がありました。

本件俳優のプライベート情報、更に裁判決定に関して正式な取材がなされた事実はなく、また記事で扱われた内容は芸能活動にて本件俳優が発言していないものでした。

憶測と伝聞による事実が反映されていない記事の内容に関してご指摘した上で、双方の弁護士間で意見を交わした結果、現在それらの記事は自主的に削除されております。

そして、昨年12月29日に放送された、TBSテレビ、新・情報7daysニュースキャスター番組内にて事実に反する報道被害を受けた被害者として、救済を求める過程にてBPOが審理入りを決定いたしました。

BPOの方々は、2017年2月から4月にかけて放送された数々の番組の被害状況とその後の救済措置を講じる過程、現状の被害について詳細に把握されています。

昨年末の当該番組に関しては、双方代理人弁護士立会いのもと、番組責任者と協議が行われ、その結果を報告し、委員会での審理となりました。協議中、番組責任者から放送被害への明確な謝罪等は何ら示されておりません。

一方、この事案に関して、ネット上にて「対立」「争う」「許さない」等と、発信者自らが対立構図に仕上げた表現で煽り立てるサイト記事とコメントが見受けられました。

これらの記事、掲示板に関しても、事実確認する取材はなく、書き込みした人物の名前も分かりません。

審理入り発表という被害救済措置の一報のタイミングに合わせて、事実と異なる記事を配信された、ある個人サイトに関しては、被害を与えた当事者の方に直接ご連絡し現状をお伝えしたところ、お詫びと削除がなされました。

本件俳優はこの一連の事件の被害者として救済を求め続けています。

人権に関わる事件内容を把握せず、勝手な憶測での表現を拡散されることは、風評被害であり、名誉毀損、侮辱行為となる二次被害に該当しています。

審理入りとなった番組においては、放送法、放送倫理、人権侵害の観点から再度検証され、他局番組からお詫びと訂正が公式HPにて掲載された事案とは異なり、現在までの過程と本件俳優の現状を重く受け止められた経緯、そして審理入りに相応する理由があることをご理解頂きたく存じます。