解説[6]仮処分決定の理解不足
※2018年1月23日午後掲載開始
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細川茂樹さんに関する放送について
番組D
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平成29年2月23日、情報クリップのコーナーで、タレントの細川茂樹さんと当時の所属事務所との間での裁判についてお伝えしました。
この裁判で、専属契約上の権利を有する地位にあるとする細川さんの主張が認められました。
当時の所属事務所側主張に関するイメージ映像と仮処分決定に関する説明において視聴者の皆様に誤解を与えかねない表現がありましたことについて、遺憾の意を表明いたします。
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【解説】
契約解除を裏付ける事情は存在せず理由がないことを、音声データや実際の業務の証拠にて認められたことを確認し、以下の問題点を踏まえて遺憾の意が掲載された。
下記③の発言に関して、局内で代理人弁護士よりその問題性を説明する場が設けられた。
<問題点>
① 事実確認の取材はなく、相手側の主張FAXのみ紹介した。
② 裁判で否定された首謀者である「自称」チーフマネージャーによる虚偽の報告書を再現VTRにして放送した。
③ 詳細な事実を把握していない、弁護士コメンテーターの本件の仮処分決定に関する「これが本当に正しいかどうかは、正式な裁判をやってください」という表現は、適切なものではない。
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